グレイブヤードキーパーというゲームを御存じでしょうか。名前の通り主人公が「墓守」のゲームになります。ドット絵で描かれた中世ヨーロッパ風の世界で、墓守として自分の墓を経営するゲームです。
こう言われても「なんのこと?」という感じでしょうが、私もそんな感じでこのゲームを購入しました。墓守シミュレーションとか他で聞いたことないですからね、試しにやってみようと思ってみたんですよね。
それで実際にプレイしてみたんですが、これが意外に楽しく・難しい!
グレイブヤードキーパーの楽しい所
世界観
主人公はいわゆる異世界転生しています。オープニングで普通にスマホ触っていたところ事故に合い、中世ヨーロッパ風の世界に飛ばされてしまうのです。そこで突然、墓守になれと言われしぶしぶ墓守として生活していくのです。
オープニングからぶっ飛んでて思わずツッコんでしまってました。突然、死んで「お前は墓守になれ」と言われたら戸惑いますよね。そんなこのゲームの主目的は、元居た世界に帰ること。墓守として頑張って生きて、元の世界に戻ろう。
ゲーム要素
ゲームとしては、墓を経営していくのですが、最初にやれる事は限られています。プレイしていくことで様々な技術が解放されていきます。木製の墓標しか作れなかったのが石材での墓標が作れるようになったり、魚料理やケーキが作れるようになったりします。
また、墓守だけでなく神官も兼任するようになると説教することで「信仰」を獲得できるようになります。「信仰」が形になっているのは面白い発想だなと思いました。目に見える信仰っていったい。
このゲームには曜日の概念があり、1週間が6日となっています。それぞれの曜日で話せる人が違うので、進められるクエストも限られてきます。村人から依頼があったら1週間後までに準備が必要です。でも中々思うようには進めらられないんだよね。
グレイブヤードキーパーの難しい所
お金に苦労する
難しい点はとして、お金獲得かなぁと思います。
このゲーム、墓守シミュレーションと思いきや結構お金がシビアなんですよ。最初に取引できるものは、木材くらいですがこれが安くでしか買い取ってくれないのですぐ金欠になる。それに買い取ってくれる人は複数人いるのですが、無限に買い取ってくれるわけじゃないようです。
買取してくれる人にも資産があります。なので資産以上の買取は出来ない様子。実際木材を買い取ってくれる人にたくさんの薪を売ろうとしたところ、その人の資産が尽きてしまって買取不能になりました。
まだ序盤ですが、現在のところ誰の資産も減らさずにお金を稼げるのは、説教した時にもらえるお布施のみですね。
最後に
グレイブヤードキーパーは墓守シミュレーションゲームですが、ただの墓守シミュレーションじゃない(そもそも墓守シミュレーションとは?)。墓守として、神官として、村人との交流や問題解決を楽しむゲームじゃないかと思います。
主人公が飛ばされた世界の村人は個性が強い人たちなので、その人たちとの交流は楽しいですね。ドット絵ってところがまた想像力をかき立てるのでプレイしていて面白いです。
このゲームをプレイするにあたり、グロ耐性がないひとにはお勧めしません。墓守なのでグロい表現が頻出しますからね。グロ耐性があり、シミュレーション系が好きな人はやってみるといいかもしれません。おもしろいゲームですが人を選ぶので注意が必要。
はじめは、墓守シミュレーションってなんやねんと思いながら始めましたが、意外に面白かったので最後までやり遂げようと思います。墓守兼神官として頑張るぞ。
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