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【BIOHAZARD VILLAGE】Shadows of Roseの感想

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BIOHAZARD VILLAGE Shadows of Rose
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BIOGAZARD VILLAGEのDLC(ダウンロードコンテンツ)のシャドウズオブローズをクリアしました。想定していた以上のボリュームと本編のエンディングにつながるストーリーに泣きました。

この記事ではシャドウズオブローズの「ストーリー」、「ゲーム性」、「操作性」、「やり込み要素」について感想を述べていきます。

ストーリー

冒頭部分

シャドウズオブローズは、VILLAGE本編から16年後の世界が舞台となります。VILLAGEの主人公イーサン・ウィンターズの娘のローズマリー・ウィンターズが自身の特殊な力を封じる物語。

ローズ(ローズマリー)の事を気にかかけるケイから、ローズの特殊な力を封じる方法を伝えられます。特殊な力のせいで過酷な人生を歩んできたローズは、その力を封じるため伝えられた方法を求めて恐ろしい世界へ飛び込んでいきます。

飛び込んだ世界は過去にイーサンが迷い込んだ「村」でした。そこにはなんと自身にそっくりな「ローズ」がいます。なぜ自分にそっくりな人間がいるのか、どこに特殊な力を封じるすべがあるのか、ローズは「村」を探索していくことになります。

感想

父のイーサンがローズのために奮闘した村に、戻ってくる展開は熱いですね。ローズはあまり父のことは知らずに育ってきているので、父の足跡をたどるようで何とも言えない気持ちになりました。

シャドウズオブローズでは、ローズの目的は「特殊な力」を封じることにあります。協力者がいるのですが、序盤から帰れと忠告を受けています。ですが、頑なに帰ることを拒否し「村」の奥深くまで危険を冒して進むのです。

その探索の中で、父・イーサンの娘・ローズへの想いを知ることになりますが、そこが泣ける。イーサンのローズへの愛情がとても深いことは、VILLAGEのプレイヤーなら皆さん知っていることだと思います。イーサンがローズへ伝えたかった事、共に過ごしたかった事、それらをローズはこの「村」で知っていきます。

ここがね、胸をきゅぅって締め付けるんですよね。どれだけイーサンはローズと過ごしたかったのだろうか、どれだけローズを愛していたのか。そこを思うと悲しくもありますが、ローズが知ることができて良かったとも思います。

こういう愛ある展開好き。

ゲーム性

シャドウズオブローズは、主に2ステージ分けられています。それぞれ別のコンセプトがあるように思えますね。

最初のステージは、オーソドックスなバイオハザードです。ホラーあり謎解きあり、クリーチャーとの戦闘ありと「バイオハザードってこんな感じだよね」って感じがしてそこが面白かった。

次のステージは、「恐怖」がコンセプトだと感じました。本編のベネディクト邸のような恐怖強めのステージです。恐怖に全振りしているから、ここは本気で怖かった。

恐怖、謎解き、戦闘と全体的にバランスが良かった印象ですね。私は謎解きが好きなんですが、全体的に謎解き要素が散りばめられていたので満足しました。

戦闘については、ローズの「力」を使うことで一時的に敵の動きを封じることが出来ることが面白かった。回数制限があるのでどのタイミングで使用するのが適切なのか考えながら敵と戦う必要があります。バイオはサバイバルホラーなので、特別な力にも制限を設けることでバランス崩壊することがなかったのがよかった。

ゲーム性全体としてかなり満足度高いですね。

操作性

操作はVILLAGE本編と同じなので、難しくはないかなと思います。イーサンとの違いは以下の二つです。

操作性の違い (ローズとイーサン)
  • イーサンよりも足が遅い
  • ガードができない

ローズはイーサンよりも足が遅いのでVILLAGE本編の感覚で敵を避けようとしても何度か捕まってしまいました。また、ガードができないので敵の一撃が結構重い。

イーサンと同じ感覚でプレイしていたらすぐにやられてしまいました。

だからと言って、操作性が良くないかというとそうじゃなく、むしろローズの特徴が出ていて良いと思います。体格が良くクリスに鍛えられているイーサンと同じ動きをローズが出来るわけはないですからね。特殊な力があるだけの普通の女の子なんですから、イーサンと同じ動きする方が恐ろしい。

足が遅いけど、本編のハイゼンベルクの工場のように敵がワラワラと出てくることはないので、あまり気にはなりません。ガードできないですが、「反撃」(回数制限あり)は出来るので戦えます。

そういったローズとイーサンの違いを感じられるは楽しかったです。

やり込み要素

本編同様、シャドウズオブローズにもやり込み要素はあります。各難易度のクリアや回復薬を使わないこと、文書を読破すること、など本編と同じようなやり込み要素ですね。こういったやり込み要素を回収していくの好きなので全部達成しようと考えています。

(本編はあと一個なんだよなぁ。マーセナリーズが難しい)

完走した感想

ストーリーは、ローズが力を封じる事を主軸にして、イーサンとローズの関係性を横軸に据えたものになっていると感じました。イーサンのローズに対する愛情の深さに感動です。

ゲーム性については、本編よりも謎解き要素がまんべんなく散りばめられているので満足度が高かったですね。ホラー要素については、VILLAGEよりも強めだと感じています。敵の容貌、ステージの表現、精神的に強めなホラー表現など。怖かったです。

操作性については、ローズはイーサンよりも足が遅かったりガードができないなど違いがありましたが、それでストレスがかかることはありません。プレイしていてイライラする要素ではなかったですね。むしろキャラクター性の違いを感じる要素でした。ローズで探索しているって感じがして良かった。

全体的に満足度が高く、またDLCとは思えないボリューム感に感じました。これだけのものを追加してくれてカプコンさんには「ありがとうございます!」と感謝を伝えたいです。

ありがとうございます!本当に面白い!

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