バイオハザードヴィレッジを完走した感想です。バイオシリーズ初プレイでしたが、思っていた以上に楽しめました。「バイオって怖いけど、やってみようかなどうしようかな」って悩んでいる方は、ぜひやってみてください、楽しいですよ。
「ゲーム性」、「ストーリー」、「やり込み要素」の3点について感想を書いていますので読んで参考にしてください。
ゲーム性
バイオハザードヴィレッジのは「サバイバルホラー」ゲームです。謎解き要素もふんだんにありますので、謎解きが好きな方にもお勧めできますね。私は謎解きが好きなので、満足できました。しかしホラー演出は怖いよねぇ。怖い怖い。
サバイバル要素
主人公が使う武器・弾薬、各種アイテムはフィールドの敵を倒して獲得していくことになります。また、商人から購入することも可能です。しかし、フィールドの敵は有限ですし、商人の在庫も有限です。つまり、ゲームクリアまで主人公が使用可能な弾薬・アイテムは有限なので、やみくもに使用すると、いざという時にアイテムがない事態に陥ります。
弾薬・アイテムの在庫を考えながら、ゲームを進めていかなければなりません。そのため、進行中にアイテムが底をつかないかと、ハラハラしますね。でもその点が結構面白いんです。弾を外した時とか無駄撃ちしたときに本気で後悔したり、銃弾を回収できたときにかなり喜んだりと、フィールド探索中に一喜一憂します。他のゲームではあまりこんなハラハラしませんよね。
ホラー要素
今回の敵は、「ライカン」と呼ばれるクリーチャーです。このライカン、意外なところから出現したりするんですよね。一見何もいない場所から突然現れたり、死体かな?と思って近づいたらライカンだったりと結構驚かせてくれます。
また、「ライカン」は様々な種類がいますが、みんな見た目がグロテスク。フードをかぶって顔を見せないものもいますが、顔がただれている様なライカンもいます。襲われると顔がドアップになるので結構ビビります。

主要な敵キャラが追跡してくるのですが、これがかなり怖い。「いないよね」と思ってドアを開けるとそこに「いる」!これは本当に怖いですね。その他、いろんな角度からの怖さを仕掛けてくるので行く先々で様々なホラー体験ができます。
私は「ドミトレスク夫人」と「ベネヴィエント邸のホラー演出」がかなり怖かった。。。
謎解き要素

バイオハザードヴィレッジは、他のバイオシリーズ同様に謎解き要素があります。分かりやすいものから、一見ヒントがないように思えるものまで色々あります。難しい謎が解けた時の達成感はかなりのものです。
初めは難しいかもしれませんが、攻略サイト等を見ずに自分自身で解読することをおすすめします。
初プレイ時は、カジュアルモード(一番簡単なモード)でプレイして、謎解きに専念するのもいいですね。
ストーリー
ストーリーは、バイオハザード7から引き続き「イーサン・ウィンターズ」の物語となります。謎の村へやってきたイーサンが、家族のために戦い脱出を試みる物語です。
さらわれた娘のローズを助け出すために命を懸けて戦うイーサン。ゲーム自体が主人公視点でプレイすることになるので、まるで自分がイーサンであるかのように思えるので、ストーリーにのめり込めます。頑張れイーサン(自分!)っていう感じになります。
ストーリーについてはプレイヤーを飽きさせることのない、緩急をつけたものとなっています。一貫して娘のローズを助け出すものなのですが、各ステージでホラー要素、ギミックが異なり、その中で村の真実に迫ることにもなります。村の住人には同情しますね。
バイオハザード自体、初プレイでしたが練りこまれているストーリーだなと感じました。村の異変やローズがさらわれた謎など、村を注意深く探索するとわかるのでぜひよく探索してほしいですね。
やり込み要素
やり込み要素もあります。まず各モード(カジュアル、スタンダードなど)のクリアや最速クリアですね。その他にも村に隠された要素の発見や縛りプレイなど、何度も周回プレイしていくことになります。
やり込み要素の縛りプレイについては、やってみると難しいですが達成するとすごくうれしい。そのため、何度何度も周回プレイしてしまいます。
私は最速クリア+縛りプレイをやってみましたが、何とか両方同時達成できました!カジュアルモードでですが、中々難しかったですね。なので本当にうれしかった。
いろんなやり込みがあるので挑戦してみるのも楽しいかと思います。
最後に
私はバイオハザード自体初めてのプレイでしたが、バイオハザードヴィレッジはかなり楽しめました。ストーリーは過去との繋がりがあり、正直わからない点もありましたが過去作をプレイしている方には衝撃的な内容かもしれません。私は過去作を知らないので、これから過去作を追ってみようかと思います。
ゲームとしては、プレイ前は「ホラー要素ありのビックリ・どっきりなゲーム」と思っていました。プレイしてみると「ホラーありの謎解きゲーム」という感じでした。色んな謎解きがあったのでその点がすごく楽しかったです。
また、発売前にYouTubeにて制作陣のプロモーションがありました。その中で「前作(7)の反省点として、怖くないようにした」という内容がありました。バイオ7については、少しだけプレイ動画を見ましたが、ヴィレッジはそれよりも怖くはなかった印象ですね。いや怖かったけど。
「バイオハザードヴィレッジをプレイしようかな?でも怖いかな」と思っている方、私もそうでしたが実際にプレイしてみると楽しさの方が勝ちます。怖いけど謎解きややり込みが楽しいゲームです。ぜひご自身でプレイしてみてください。
ちなみに、バイオハザードヴィレッジはCERO:D準拠(ジャケットが羽の絵)と暴力表現がより激しいZバージョン(ジャケットが人の絵)の2種類あります。初心者はCERO:D準拠をお勧めですね。
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