ストーリーイベント「Miracle Snow」のストーリー2についての感想です。
イベント:ストーリー
あらすじ
ニケが家族に会うということ
「幸せ探し大作戦」を通してエヌにも願いができた。それは母親に会いたいというもの。
しかし、ニケが人間だった頃の家族に会うのは酷なものだとエクシアは言う。ずっと変わらないニケと、成長し老いていく家族。そこに違和感を覚え、思考転換が起きたり死亡するニケが昔は多くいたようだ。それに家族に温かく迎え入れられる保証もなく拒絶される可能性もある。
その事を知った指揮官とルピーは母親探しを続けるか躊躇してしまう。エヌは二人が困るのは悲しいから、止めようと言う。しかし、覚悟を決め母親探しを続けることになった。
ミシリスのCEOシュエンから母親の情報を入手し、その所在が判明した。
母親に会いに行く
母親に会いに行くも、エヌを見るやいなや走り去られてしまう。後を追い事情を聞くとエヌには会えないと言う。
指揮官はエクシアに依頼し母親のことを調べてみると、たくさんの仕事を掛け持ちしていることが分かった。実はエヌを生かすためにはお金が必要だったのだ。
エヌは人間だったころ膨大な情報を記憶し続けるという問題を抱えており、そのままでは死亡してしまう恐れがあった。そのため、母親はエヌをニケにすることにした。エヌはニケになったが、記憶に関する問題は依然残ったままとなってしまった。これを回避するには、毎日記憶を消去しなくてはならない。そうミシリスの社員に告げられ、母親はたくさんの仕事を掛け持ちするようになった。
シュエンへの直訴
指揮官とルピーはシュエンにこの事実を訴えるも、シュエンは知らない。実は記憶消去のために一般人から費用を受け取る必要はなく、ミシリスの社員が会社に隠れて勝手にやっていたのだ。
シュエンは直ちに該当する社員を解雇し、母親から受け取っていたお金は返却する事を指示した。
もう費用を稼ぐ必要がないことを母親に伝えるも、騙されていた事に薄々勘付いていたようだった。なぜ騙され続けていたのだろうか。
エヌに会えない理由
母親はエヌがニケになった後、何度も会いに行っていた。しかし、毎日記憶を消すエヌは母親のことを覚えていない。その度に自分が母親であることを伝えていたのだ。そのような日々を過ごすうち心が疲弊し、会うのが辛くなっていく。そのため仕事が忙しいことを理由に合わなくなっていた。
指揮官とルピーは、エヌに甘えてもいい存在がいることを教えたく、会って欲しいとお願いする。母親はエヌには生きていてほしいと強く願っているが、会うのはとてもつらい事になっていた。しかし、再びエヌに会う決断をする。
母親との再会
そして遂に母親とエヌは再開することになった。エヌにとっては初めて会う母親、母親にとっては何度となく会っている娘。しかし幸せな時間はそう長くは続かなかった。エヌの「記憶が残る」という奇跡の時間は過ぎてしまい、エヌは倒れてしまう。
数日後、ミシリスにて検査したところ、なんとクリスマスの時期の記憶が残っていることが分かった。依然、記憶消去をし続ける必要はあるが、その期間の記憶は消えない。
検査室から出て来たエヌは再び「母親」と再開する。クリスマスの奇跡は続いていく。
感想
エヌについて
エヌ、母親に会えて良かったなぁ。記憶を毎日消去するエヌだけど、最終的にこのクリスマス期間中の記憶が定着することで「エヌの願い」がずっと残り続けるのホント良かった。
母親に会えたことも良かったんだけど、もう一つ良かったと思う点は「思い出」が出来たところですね。
エヌは毎日、手帳に載っている「好きなこと」・「行く場所」・「やること」・「過去出会った人」を確認しています。それは「記憶」や「思い出」ではなく、「記録」ですよね。そこに想いはないと思うんですよ。エヌのふるまいを見ていると本人は悲しいとは思ってないようですが、私はかわいそうだと思ってました。
そんなエヌに「記録」ではない「思い出」が出来たことは素晴らしいことですね。その「思い出」の中に母親がいるのって奇跡です。指揮官やルピーが母親探しを続ける決断をしたことや、シュエンとの縁があって初めて起きたこと。エヌは良い人たちに恵まれていますね。このまま幸せになってほしい。
アンジェリーナについて
エヌの母親・アンジェリーナさん、娘のエヌに生きていてほしいと強く願っているのが痛いほど伝わってきました。記憶消去をしても根気強く、いろんなことを伝えようとしていた姿は強い人だと感じました。しかし、会うたびに「おばさん」「先生」など言われ「母親」と認識してもらえないのはさすがに辛いですよね。会えなくなっていくのもわかります。
会わない理由のために、騙されていると感づいているにもかかわらず大金を稼ぐために働くってのはアンジェリーナさんの性格を表しているように思えます。まぁ一般人が大会社やCEOに立ち向かうってのは出来ないことなので仕方ないのかと思いますがね。
シュエンについて
このイベントで好感度が少し上がったのが、シュエンです。これまではストーリーでの初登場時やイベント「Hightech Toy」での言動から、まったく好感度がなかったのです。しかし、イベント「Miracle Snow」ではCEOとしての立ち振る舞いが多く感じました。大企業のトップとして、正しい判断と行動を素早く行ったことで、シュエンはただ憎たらしい人物ではないことが分かりました。今後もこういった掘り下げ回があったらいいですね。
イベント:ミニゲーム
Gift Factory
Gift Factoryは「プレゼントに紛れ込んでいる小型ラプチャーを仕分ける」というものです。
ベルトコンベアで流れてくるプレゼントを「プレゼント」なら左に、「ラプチャー」なら右に仕分けていきます。時間制限があるなか瞬時の判断で仕分けて、プレゼントを大量ゲットしよう。
【NIKKE】イベント「Miracle Snow – Story I -」感想
感想
Story IIが解放されてから、Gift Factoryも少し変わったりするかなと思いました。そんなことはなかったです。当然か。
Story I時点では10,000点を超えるのがやっとでしたが、iPadを使うと高得点が狙えるとの情報を得ましたので、実践したところ軽々20,000点を超えることができました。
iPadは画面が大きいので6本指でのタップが可能で、その分仕分け作業が加速しました。
このミニゲームはタブレット持っている人は割と高得点稼げたんじゃないですかね。逆にスマホだけの人は相当苦労したかも。スマホ勢とタブレット勢で公平じゃないって言いたいのではなく、スマホでも工夫次第では高得点が狙えるので、ゲーム性があるミニゲームだったなと思います。
シンプルなルールだからこそ面白い。
感想(Story II)
エヌの母親探しを主軸に、ニケと家族との関係性について掘り下げていたイベントでした。ニケは地上奪還のための兵器だが、元は人間の女性である。元人間であるからには家族がいる場合が多い。変わらないニケと成長し老いていく家族。そんな状態になるとニケも家族もつらい場合が多いのでしょう。
エヌと母親・アンジェリーナさんは、ニケと人間という関係性になっても幸せになってほしいと願うばかりです。
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