ストーリーイベント「Hightech Toy」についての感想です。
イベント:ストーリー
あらすじ
量産型ニケの地上へ失踪が頻発している。状況把握、事態打開のためミシリスのCEO・シュエンはメティスを地上へ派遣する。
感想
高性能ニケと量産型ニケの違いが浮き彫りになるようなストーリーでした。
プレイヤーの隊員募集(ガチャ)で入隊するニケのうちSRとSSRは高性能ニケ、Rは量産型ニケになるのかな。高性能ニケは装備・支援が手厚く、待遇も良いようですね。その一方、量産型ニケは装備・支援ともに低レベルだし、待遇が良くないみたい。
イベントで待遇の差を量産型ニケが訴えていましたが、その必死さを見るに相当の差をつけられているのが伺えます。状況が状況なだけに必死なのでしょうが、その様子がさらに待遇の悲惨さに拍車をかけているようでした。
ニケは兵器なので量産型に対して待遇が良くないのは分かるのですが、彼女たちも感情があるので可哀想です。ストーリーではまるで使い捨てのような扱いに感じました。3大企業のうちCEOの性格が良くないミシリスなので、全ての量産型ニケの待遇が悪いとは言えないのかなとも思います。他の会社はまだいいのかなぁ。
高性能ニケもただ待遇が良いだけではないようです。高性能なニケは待遇はいいですが、性能が高いので求められる「結果」も高い。任務放棄は認められない、ラプチャー(敵)は倒す!など、敵前逃亡など認められないみたい。「結果」が出せない場合、廃棄されるようです。
イベントに出てきたチーム:メティス(ラプラス、マクスウェル、ドレイク)は、常に前向きで自分に課せられた任務を必ず全うしようとしていました。その姿勢は理想であるなぁと思いますが、同等の姿勢を量産型にも求めていたように思えて、その点はちょっと辛かったですね。量産型に同じようなふるまいを求めるのは酷ってもんですよ。
イベントタイトルの「Hightech Toy」を直訳すると「高性能なおもちゃ」。これはミシリスのニケにとって自分たちの境遇をとらえた言葉なのでしょう。ミシリスのCEO・シュエンにとってニケとは「おもちゃ」なのでしょうね。あの態度何なのだろう。ミシリスのニケはみんな他社へ異動できればいいのに。
イベント:ミニゲーム
ヒーローロード
今回のイベントは「ヒーローロード」というミニゲームがあります。「ヒーローロード」は双六です。さいころを回して出た目の数進む。進んだマス目のアイテムを入手できます。
さいころを回すためには「ヒーローダイス」が必要です。「ヒーローダイス」はイベントを回ることで入手できます。
感想
小さいラプラスがマス目をくるくる周回するのはかわいいですね。マス目によってトレーニングなどイベントの一コマがあるのも見ていて楽しかった。
周回するニケを例えばメティスの3人から選べたらもっと良かったな。ドレイクがトレーニングしているところとか見てみたい。
感想(Normalまで)
イベントストーリーはNIKKEの世界観を掘り下げる内容でした。ニケにも高性能なものとそうでないものがいることが分かりました。さらにニケの間でも待遇に格差が生じているという背景も分かりました。
世界観を掴むうえでこのストーリーは良かったと思います。
ただ、シュエンはやはり嫌いですね。自己中で傲慢で回りを見下すその感じが嫌だなぁ。この先のストーリーでシュエンの背景とその後の成長が見れたらそれは楽しそうだな。
イベントの難易度はリリース直後のイベント:No Caller IDより下げれていた印象です。比較できる材料(スクショとか)を残していなかったので定量的に比較できませんが、主観的には簡単にしてくれたなぁという感じ。
難易度設計の匙加減って難しいのでしょうね。今後のイベントはどうなるのかな。それを楽しみに本編ストーリーも進めよう。
コメント